アメリカ(Seattle)の携帯データ通信事情

旅行の目的のところで少し触れたが、今回は少し掘り下げてみた。日本でSIMロックフリーの携帯ルーターを2種類持っているので、これをシアトルにもって行き、地元のプリペイドデータ通信SIMで試してみようというのが、今回の旅行のテーマのひとつでもあった。

持って行ったのは、イーモバイル社のPoketWiFi(D25HW)とNTT東日本の光ポータブルPWR-100Dだ。いずれのルーターもキャリアの縛りがなく、いわゆるSIMフリーのルータである。

結論から言うと、今回上記の実験はできなかった。というか、しなくてもよかった、といったほうが正解もしれない。シアトルの街中では、どこでもWiFiが自由に使えてネットワーク接続には苦労しなかったのである。

シアトルでは、駅やショッピングセンターなど公共性が高く人が集まるところでは、必ずといっていいほど無料のWiFiアクセスポイントがあった。それに加えて、スターバックスやタリーズコーヒーなどカフェには必ずWiFiのアクセスポイントがあった。しかも、無料で。カフェは、ダウンタウンでいうと、100m間隔であるという印象なので、街中のほぼどこでもWiFiの電波を受信することができた。

私が泊まったシェラトン・シアトルの前には、シティ・センターという大きなビルがある。このビルの1階には私が知る限りでは、3軒のスターバックスの店舗が入っていた。なので、このビルの中にいる限り、どこでもWiFi通信を無料で行うことができた。

ちなみに、泊まったシェラトンホテルでは、インターネット通信は、有線でも無線でも24時間で約10ドルと、有料であった。わたしは、朝晩部屋でインターネットを使いたかったので、仕方なくこのサービスを利用したが、1階のロービーまで降りてくれば、隣のビルのスターバックスの電波が届くので無料で使えたのだ。なんとも、ちぐはぐの対応だろうか、さすがアメリカだなと思った。日本ではもっと細やかな対応を提供してくれるので、このような不公平はないと思う。

ただし、日本では、外資系のホテルを除くほとんどホテルが、有線であれ無線であれインターネット接続を無料で提供している。反対に、公共施設やカフェなどは、会員制の形で有料のWiFi接続サービスが提供されている。車のハンドルやおつりの数え方など、日本とアメリカは間逆になっていることが間々あるが、インターネット接続サービスの有料・無料も、間逆になっているとは知らなかった。

アメリカでプリペイドのデータ通信SIMを手に入れるには、まずプリペイドSIM用の携帯電話が必要である。これは、家電の量販店やスーパー、コンビニなどで安いもので15ドルくらいで入手することができる。まず、この電話を取得する必要がある。その後の手順は、付属しているプリペイドSIMを電話に登録するのではなく、持っていった無線ルーターへ登録し、購入したSIM会社のアクセスポイントへ接続することになる。

今回、息子が下宿している家の大家さんが、余っていた携帯電話を貸してくれたので、このプリペイド式の安い携帯電話を買うということも不要となってしまった。ま、15ドルくらいだから購入してもよかったのだけど、またの機会とした。どうせ、時間が経つにつれて安くてよいものが出るので、次の機会に新しいのを購入したほうがいいかなと思った。これも、データ通信実験をしなかった理由のひとつである。

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おみやげ(2)

これは、愛犬ハル用のおみやげ。オレンジ色の鍋つかみ。最終日に買ったもので、泊まったホテルの近くにあるショッピングモール、パシフィックプレイスの2階にあるキッチン用品屋さんで購入した。

自宅で鍋つかみを手につけて、ハルとよく戦いの遊びをする。ハルは時として野生に戻り、牙を出して向かってくる。野生のオオカミに見えることがある。薄手の鍋つかみだと、その牙が布を貫通して痛いときがある。

この鍋つかみは、かなり厚手でしっかりしている。これだったら、凶暴なハルの牙にも負けないかな、と思ってハルへのおみやげにした。ん、結局自分のおみやげではないか。

これも同じキッチン用品屋さんで購入した。唐辛子である。日本で売っているのとの違いは、その粒の大きさ。結構大きい。種もそのまま入っているみたい。このサイズが日本ではなかなか手に入らない。

この唐辛子を最初にみたのは、もう10年以上も前に訪れたハワイのカリフォルニア・ピザ・キッチンというピザ屋さん。ピザにこの唐辛子をかけて食べると、とてもおいしかったのを今も覚えている。たまたま見つけたので、自分のおみやげとして購入した。

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おみやげ(1)

ワシントン大学のそばの日本料理屋さん「こずえ」で夕食をすませた後、少し時間があったので、この辺を散策してみることにした。そこで見つけたのが、ユニバシティー・ビレッジという大きなショッピングセンター。ノースゲートやベルビューのショッピングセンターのように大きな建物中に店があるのと違って、基本的には外に店がある形。日本でいうと、アウトレットモールのような形式だ。このショッピングセンターで大きな本屋があった。

たまたまトイレを借りたのと、スターバックスが入っていたのでお茶したので使ったのであるが、何かの縁かと思って本も見てみた。すると、マイケルジャクソンの本とギターの本を見つけた。値段も格段に安い。そこで、マイケルジャクソンの本は自分のおもやげ、ギターの本は息子の友人のおみやげにすることにした。

マイケルジャクソンの本は9ドル98セント。約10ドルで、日本円で800円くらいだった。すごく安い。日本で買うと、4000円か5000円は取られそうだ。レジにいって支払いを済ませて分かったのだが、この日は全品30%オフの日だった。レジをすませて、やけに安かったなと思った。ということで、このマイケルジャクソンの本は、7ドル、日本円で550円くらいで購入できたことになる。これは、お買い得ではなかったかと内心思っている。

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旅行を終えて

今回の旅行の目的は、
1.息子(留学中)の見舞い
2.妻の慰安
3.友人(シアトル在住)との再会
4.アメリカ最新IT事情の調査
であった。

1.息子(留学中)の見舞い
ちょうど10月ころ息子は、初めての一人暮らし、初めての長期海外生活、すべて英語の世界など、自分で積極的に行ったにせよ極端な環境の変化のため、偏頭痛と極度のホームシックにかかっていた。スカイプでいろいろ話をしたり、アドバイスを送ったりしたが、あまり改善する気配がなく妻とともにとても心配をしていた。今回夫婦でシアトルへ行くことになった一番大きなきっかけでもある。

2ヶ月ぶりに会ってみると、最悪の状態は抜け出たように見えた。だいぶよくなったように見えた。本人も、”Get better.”といっていた。ホームステイ先のおばさん、DIDIさんにもお会いでき、息子のこれまでの状態の話など詳細に聞くことができた。DIDIさんも、ずいぶんとよくなってきているといってくれた。とりあえず、この問題は一安心というところだ。

この間息子は、アメリカの運転免許をDIDさんの協力もあり、取得した。それに、カーシェアリングの登録も受理され、短時間であれば割安な料金で大好きな車の運転ができる環境を手に入れていた。DIDIさんいわく、たくさんの留学生のお世話をしてきたが、アメリカに来て1ヶ月くらいで運転免許を取得した子ははじめてだそうだ。これもひとつ、気持ちが前向きにいく要因だったのかもしれない。

2.妻の慰安
2004年以降症状がひどくなった認知症の父の世話に、2008年には心臓病の母の世話が加わり、終わりの見えない介護生活を送ることとなった。2008年11月には母がなくなり、翌2009年1月には連続して父をなくした。2009年4月には、介護で後回しにしていたじぶんの病気のために大量出血をして、極度の貧血となった。その結果、貧血が治るまで原因となった病気の手術もできない状態が続いた。7月に貧血が回復し、無事手術をすることができた。摘出した子宮筋腫は800g以上で、複数個あったが大きなものはソフトボールよりも大きかった。その後1年間、手術の後遺症に苦しみ、2010年くらいにやっと、普通の状態に戻ることができた。

このような状態だったので、2007年以降家族で大好きな旅行に行くことができなかった。今回の旅行は、妻への慰安旅行をかねている。少しでも、リフレッシュしてもらえればうれしい。

3.友人(シアトル在住)との再会
私がかつてサラリーマンだったころ、たぶん今から15年くらい前の部下がアメリカ人のご主人と結婚し現在シアトルに住んでいる。ご主人はかつて海軍で働いており、結婚当初はハワイのパールーハーバーで働いていた。ちょうど子供の夏休みにハワイへ家族旅行に行った際、ちょっとだけ二人にお会いしたことがある。その後すぐにご主人は海軍を辞めて、実家のあるシアトルへ戻り、漫画家になるときいていた。それ以来もう十数年お二人とは会っていなかった。

現在ご主人はマイクロソフトに就職され、ベルビューというマイクロソフト本社のある町に住んでいるそうだ。メールと携帯電話で連絡を取り合い、11月12日の土曜日にディナーを一緒にとる約束をした。お店は、ダウンタウンのウオーターフロントにあるノースウエスト料理のマコーミック&シュミックスというお店になった。ウエルカムパーティーという企画のため、料金はすべて友人が払ってくれた。大変恐縮している。でも、久々に再開でき、これまでのことやこれからのことなどいろいろ話をすることができ、とても楽しい時間であった。
http://www.mccormickandschmicks.com/

4.アメリカ最新IT事情の調査
実は今回日本からSIMフリーのWiFiルーターを2機種持ってきていた。それにデータ通信可能なプリペイドのSIMを購入し、無線LANのテストをしてみるつもりであった。そのための下調べも十分にしてきたのだが、結論から言うとこの企画は没になった。

理由は、シアトルのよく発達した無料のWiFi環境にあった。たとえば、スターバックスのカフェには、無料のWiFi環境が提供されていた。シアトル中にスターバックスはいくつあるか知らないが、通りを見渡してスラーバックスの看板が見えないことはなかった。つまり、少なくともダインタウンでは、ほとんどの通りで無料で無線LANを使うことができたのだ。また、ノースゲートやベルビュースクエアーなどのショッピングセンターでも、内部に独自の無料WiFiが完備されていた。

というわけで、日本から持っていった無線ルーターを設定する必要もなく、町中のほとんどのところで無線LANが使えた。日本も早くこのような環境になるといいのにと強く思ったしだいだ。

以上が、今回の旅の目的とその成果である。

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最終日

ちょっといつもより早く、7時に起床。今日チェックアウトかと思うと、なかなか寝付かれなかった。

近くのスペシャリティ・カフェ&ベーカリーへ妻と二人で行って、紅茶とシナモンロールを仕入れた。店は平日の朝なので、とても混んでいたの、ホテルに帰って食べることにした。今日は10時過ぎにチェックアウトし、10時45分くらいに息子とホームステイ先のおばさん(DIDIさん)が車で迎えに来てくれることになっている。飛行機の出発が1時15分なので、空港に2時間前の11時15分くらいに着いておきたいと思っている。

息子たちは定刻より10分ほど遅れて、10時55分に到着。それからホテルを出発し、高速5号線で一路空港に向かった。空港に向かう車の中で、DIDIさんが「インターネットの会社で、”あまさん”という会社を知っている?」と英語で聞いてきた。「あまさん」という名の会社は聞いたことがないので、ノーとこたえていたら、息子が「アマゾン」だよと教えてくれた。おー、アマゾンか。「アマゾンならしっています。」

そういえば、カフェを注文すると名前を聞かれる店があった。混んでいるとカフェが出来上がるまでに時間がかかるので、出来上がったら名前を読んでくれるのだ。私は、「カズヨシ」というのは少し長いし、覚えにくいと思ったので、短縮して「カズ」と告げていた。カフェが出来上がりカップをもらって側面を見ると、そこに「KATSU」と書いてあった。「カツ」だって。ここシアトルでは、Z(ゼット)の音が、”ズ”ではなくて”ス”になるのかな。そう考えると、「アマゾン」が「あまさん」になるものうなずける気がする。

ちょっと話が脱線したが、ダウンタウンから空港に向かう高速5号線の左側にレンガ色の大きな建物が見える。ここが、アマゾンの本社らしい。DIDIさんは、それをわたしに説明しようとしていたのだ。

快調なDIDIさんの運転で、空港には予定通り11時15分に着いた。息子とDIDIさんと、搭乗手続きのところで分かれ、セキュリティー・チェックへと向かった。セキュリティ・チェックでは、上着はもちろん靴も脱ぐことになった。男性は通常のゲート式のチェック機。女性は、全身X線スキャン機のようなものでチェックされていた。個々が一番時間がかかっていたので、まだ時間的には余裕があったが長蛇の列であった。

セキュリティチェックを終えると、シアトル空港の場合、次にモノレールのようなものに乗り、出発ゲートに向かう。帰るときはイミグレーション・チェックはなしだ。入国するときは十二分にチェックするが、出るときはとっとと出て行ってくれということなのか。

出発時刻が1時15分と中途半端なので、少しおなかがすいてきた。どうせ機内で食事が出るだろうが、何か食べておこうということになった。バーガーキングでハンバーガーとフレンチフライを1個ずつ購入し、半分づつ妻と食べることにした。

飛行機に搭乗し、約10時間で成田国際空港に着いた。イミグレーションを抜け、預けていた荷物を受け取って空港の外へ。車を預けていたUSAパーキングへ電話し、到着ロビーの近くまで車を持ってきてもらい、そのまま自宅へ向けて出発。約1時間くらいで我が家に到着することができた。

愛犬ハルは、近くのトリミングショップ「デューク」に預けていたので、途中でピックアップし2人と1匹の1週間ぶりの帰宅となった。

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五日目

今日も8時に起床。

朝食前に、スターバックス1号店まで歩いていった。自分たちのお土産用にタンブラーと熊のぬいぐるみを購入した。このタンブラーは、世界中でこの店でしか売っていないものなので、どうしても買っておきたかったのだ。これで、小さな目的の一つは達成できた。

先日来たときは、並んでいる人がとても多くて、店の外まであふれかえっていたので、それにめげて買うことができなかった。でも、今日は並んでいる人は比較的少なくタンブラー2個と熊のぬいぐるみを無事購入することができた。

帰り道にベーカリーによって、昨日と同じようにクロワッサン一つとホット紅茶を二つ買って、ホテルの部屋で食べることにした。

今日は朝から天気がよかった。晴れている訳ではないが、薄日が射しているような天気で、昨日よりもぐっと暖かかった。それで、晴れているときにしか行けないところへ行ってみようと思った。最初に行ったのは、バラード水門。湖と海がつながっているところで、水位が海の方が高いので、水門でせき止めてあるところだ。ここを船が通過するときは、狭い水路に船を入れて、水位を調整しながら行き来をしている。小さなパナマ運河やスエズ運河だと考えてもらえばいいかな。

水門の脇には、サーモンの遡上のための小さな水路も用意されていた。驚くのは、その水路の脇に地下室があり、中を通るサーモンをまるで水族館の水槽のようにみることができるのだ。

バラードという町は、日曜日の朝市も有名である。水門を見終わったのが12時くらいだったので、もう終了しているかと思ったが、せっかくなので行ってみた。ファーマーズ・マーケットと銘打っているだけあって、農産物や加工品、海産物などの店がたくさん軒を連ねていた。

ちょっと気づいたのであるが、バラードという町は白人が多いと思った。アジア系の人はあまり見かけなかった。落ち着いた感じの町並みで、とても親しみを感じた町でもあった。アメリカ人特有のでっぷりと太った人は少なく、スレンダーな体型の人が多いように感じた。ふと思い返すと、売っているものも、オーガニックなものが中心のようであった。

昼食をクイーンアンにあるハンバーガーショップですませ、今度は音楽の博物館へ行ってみた。ここは、入場料が20ドルとちょっと高め。だけど、音楽好きの人にはたまらないところではないかと思った。シアトルで有名なミュージシャンの歴史や(わたしはさっぱりわからなかったが)、壊れたギターやキーボードを使った壮大なアート、楽器を勝手に弾けるブース、その音楽を録音しCDに焼いてくれるサービスなど、盛りだくさんのアトラクションがあった。きっと楽器を弾ける人なら、一日中こもっていても飽きないとこではないだろうか。

一階には映画館もあって、今日は昨日銅像を見に行ったジミー・ヘンドリクスの映画を上映していた。音楽映画好きの人にも内容によってはいいかもしれない。

せっかくダウンタウンのホテルに泊まっているのに、ダウンタウンの観光を全然していなかったので、レンタカーを返して、近くのパシフィック・プレイスに行ってみた。中央が1階から4階までの吹き抜けになっており、1階の中心にシアトルらしくカフェがでんと構えていた。

ここにキッチン用品屋さんがあり、そこでレッドチリを購入した。日本に売っている七味のようなものなのだが、粒がもっと大きく2〜3ミリくらいあるものなのだ。これをピザに振りかけて食べるのが、わたしの楽しみなのである。この大粒の七味みたいなのが、日本では売っていない、いやわたしが見つけることができないだけかもしれないが。どちらにしても、ここでゲットできてよかった。

夕飯は、このパシフィック・プレイスの4階にあるメキシコレストランでとることにした。息子が学校の友人と1回だけ来たことがあるそうだ。一つのメニューのボリュームがとても多いのが特徴らしい。それと、どれを頼めばいいのかわからないというのも特徴かもしれない。メインのタコスみたいなのとサラダを頼んでみた。信じられないくらいの量の料理が出てきて、3人で食べて少し残した。

あっという間に最終日前夜となってしまった。明日は、日本に向けて出発である。

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四日目

8時に起床。毎日の観光で、少々お疲れ気味。

今朝は、スターバックスの1号店に行ってみた。泊まっているシェラトンホテルの面しているユニオン道理をまっすぐに海の方におりていくと、パイク・パブリック・マーケットという市場に突き当たる。そこを市場沿いに右手に曲がってしばらく歩くと、右側にスターバックス1号店が現れる。

今日の目的は、この1号店の携帯用カップを手に入れることだ。しかし、店に着くとその目的は達成できないことが判明した。すごく混んでいる。異常なほど混んでいる。どれくらい並べば、カップを手にすることができるのだろうか。

ということで、その後の計画もあったので、1号店でのカップの取得は早々とあきらめて買えることにした。帰り道で、先日朝食を買ったパン屋によって、クロアッサンとホット紅茶を二つ買って、ホテルに戻って朝食とした。

シアトル・タコマ空港の近くに、ボーイング社のテストコースがある。そこにこじんまりとした航空博物館があった。今日も天気予報が雨だったので、この博物館へb行ってみることにした。ホテルからは高速の5号線で南に向かい158番出口でおりて、道なりに右に進むと右手にボーイング社の航空博物館が見えてくる。

こじんまりとした博物館ではあるが、航空機に歴史、宇宙開発の歴史、それから戦争の歴史と盛りだくさんのないようであった。便利の悪いとこ色ではあるが、土曜日ということもあり、たくさんの人がこの博物館へ来ていた。特に戦争に活躍した飛行機がたくさん展示してある関係か、リタイヤした男性が多いような気がした。

航空博物館を出たのが、1時半くらい。どこかで昼食をとりたいと思った。博物館にもカフェがあって、食事もとることができる。しかし、大変な人で大混雑状態。それで、近くに何かないかと考え、宇和島屋があるのを思い出した。

宇和島屋は、日本の食材を中心としたスーパーマーケットで、中にフードコートがあり食事もすることができる。日本の食事とはちょっと違うが、うどんや焼きそばなど日本食ぽいものを食べることができる。これは、日本人にとってはほんとにありがたいサービスだと思う。

私と妻は照り焼きチキン焼きそば、息子はうどん天ぷらをそれぞれ注文した。出来上がりを受け取ったとき、失敗したなと思った。アメリカの食事は半端なく量が多い。それを忘れていた。二人で1品、または3人で1品でも十分であったかもしれない。食べきれなかった文は、ドギーバックとして持ち帰ることにした。

昼食が終わったのが、3時くらい。シアトル在住の友人と夕食の約束を6時にしていたので、それまでの3時間を近場で過ごすことにした。

息子が今住んでいるフリーモントに変なモニュメントがある。クイーンアンとフリーモントを結ぶ大きな橋の下に、そのモニュメントはあるらしい。橋の下にあるので、雨の日でも濡れることなく観賞することができる。

このモニュメントはすごく盗聴がある訳でもなく、場所が特徴ある訳でもないが、次から次と人が訪れ写真をとっていく。ご多分に漏れず私たちも、しっかりと数枚の写真を撮らせてもらった。

写真は、橋の下のモニュメント、「トロール像」である。

近くにジミー・ヘンドリックの銅像があるということで行ってみることになった。その像は、ブロードウエイ通り沿いの歩道にあったのだが、車でそばを通っただけでは見つけることができなかった。

駐車できるところに車を止め、よーくガイドブックを読み直し、確実にここにあると確信を持って探しにいかないと見つけることができなかった。

銅像の道路を挟んで反対側にはコミュニテーカレッジがあり、そのキャンパスにはたくさんのテントがあった。ニューヨークを起点とする雇用促進のストライキ場所だ。今朝もテレビのニュースで、警官ともみ合いをする学生が移っていたが、背景に映っていた場所は確かにここだった。

ジミー・ヘンドリックの銅像があった場所の少し北側に、ボランティア公園がある。その公園の隣にブルースリーが眠るお墓があるとガイドブックに書いてあった。ブルースリーは香港の俳優なので、香港にお墓があるのかと思っていたら、実はシアトルにあったのだ。

レイクビュー霊園は、閉門が4時15分であった。着いたのが4時15分で門は開いていたのだが、お墓参りをしている内に門が閉まったら困るので、お墓参りはできなかった。ま、場所が分かっただけでも、儲けものだと思う。

霊園の名の通り、ここから湖がきれいに見える。立ち並ぶ家々はすべて高級そうである。レイクビューの高級住宅地といった趣があった。

少し道に迷いながらダウンタウンに到着したのが、5時半くらい。約束の時間にはちょっと早いがレストランに行ってみることにした。ウイークデイは駐車場がとても高いダウンタウンであるが、週末はぐっと安くなる。今回は、レストランの近くの美術館の駐車場を利用したのだが、深夜の12時まで利用できて、時間MAX6ドルであった。

友人が予約してくれたレストランは、1thアベニュー沿いのマコーミック。ノースウエスト料理のレストランである。友人との再会は、15年ぶり。最後にあったのは、ハワイのオアフ島であった。当時友人の旦那様は海軍に勤めていて、パールハーバーで仕事をしていた。現在は、海軍を辞めてマイクロソフトで働いているそうだ。

つもる話もたくさんあったが、約2時間くらい楽しい時間を過ごすことができた。

 

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三日目

今日は9時に起きた。10時に息子が車で迎えにくる約束なので、9時に近くのスターバックスへコーヒーを買いに行き、妻と二人でホテルの部屋で朝食をとりながら息子を待った。

息子の運転で、息子が下宿している家にお伺いした。大家さんは、DIDIさん。60代の女性で、一人暮らしである。息子のほかに、もう一人サウジアラビアから来てワシントン大学に通う学生を預かっていた。写真が趣味で、ベビーシッターやカメラマンのボランティアをしているそうだ。

とても気が利く人で、お母様の携帯電話を私たちに貸してくれたり、シアトル観光の計画を立ててくれたり、いろいろ力になってもらった。

シアトルを出発する月曜日には、車で空港へとれていってくれる約束をしてくれた。感謝に堪えません。もし、日本に来ることがあったら、何かお返しがしたいと思った。

朝は曇りだったが、DIDIさんの家に着いた頃から雨が降り始めてきた。それで、外の観光はやめにして、室内でみれるところを訪ねることにした。それで、午前中にいったのが、テオ・チョコレート・カンパニー。DIDIさんの家から車で5分くらい、とても近いところにあった。

オーガニックの素材を使っているということで、少々値段は高めである。決まった時間に工場の内部見学ができるようである。今日は時間がなかったので、見学会はパスさせてもらった。ビターという表示のものが多い感じがしたが、このお店で、マイルドと思われるものを選択していくつかお土産を調達することができた。

12時半から息子は授業が始まるので、学校まで送っていき、そこで分かれることにした。ここからは、シアトルで初めての運転になる。雨が少し強く降ってきたが、大丈夫かな。昨日ちょっとお邪魔したベルビューのショッピングセンターか、ノースゲートにいってみようと思った。大学通を左折すると高速の5号線と交差する。ここを南に行くとベルビュー、北へ行くとノースゲートだ。今日は、アメリカの祝日だったので、南行きの道が半端なく混んでいた。それで、急遽進路を北へ変えてノースゲートを目指すことにした。

ノースゲートのショッピングセンターへつく頃には、雨は小降りなり青空も少し見えていた。息子の授業は4時には終わるらしいので、このショッピングセンターで軽く昼食をとり、少しウインドウショッピングをしたら学校へ迎えに行くことにした。

昼食は、フードコートにあったアイバースのカウンターで調達することにした。アイバースではフィッシュインチップというのが有名だと聞いていたので、それを注文してみた。普通のフィッシュインチップは、3ピース以上だそうだ。そんなにたくさんはいらなかったので、2ピースのイングリッシュスタイルというのを注文した。ホットコーヒーを2つ注文し、妻と二人で分け合って食べた。これくらいの量で、ちょうど良かった。

4時過ぎに息子をピックアップし、ワシントン大学の近くの日本料理屋さんで夕食をとることにした。まだ、5時ちょっとすぎであったが、その店は5時から開いていた。シアトルにはハッピーアワーというのがあって、その時間帯に注文すると割安な料金で注文することができる。この店の場合、ウイークデイは5時から9時半までが、ハッピーアワーであった。ビールや寿司など、割安な料金で利用することができ、ハッピーであった。

この店には、日本人の女性ウエイトレスが一人いて、日本語でも対応してくれた。とても助かった。うどんや餃子、たこ焼きなど日本ではおなじみなものを注文してみた。私たちにとっては普通のものであるが、息子にとっては約1ヶ月ぶりくらいの日本食だったのかもしれない。おいしそうに食べてくれて、ありがたかった。

夕食が終わったのが、6時半くらい。ホテルに帰るにはまだ早いので、近くを散策してみることになった。大学の近くに、ユニバーシティ・ビレッジ・ショッピングセンターというのがあった。たまたま、車を運転していて見つけたものだ。

妻がキールズでお見上げを買いたいといっていた。キールズは、ベルビューのショッピングセンターにあったのを覚えていたので、土日のいづれかに行こうと思っていたが、このショッピンセンターにもあることが分かった。何かの記念日で、買い物をするとハンドクリームを無料でサービスしてくれると書いてあったので、その罠に引かれて入店してみた。金額的には、日本で買うのの半額くらいかもしれない。割安感があった。

買い物が済んだので、ちょっとお茶を飲んでかえろうということになり、スターバックスを探すことにした。たくさんお店はあるにだが、どこもかなり混んでいた。大きな本屋の中2階にスターバックスがあるのを見つけ、そこでお茶することにした。

お茶の帰りになにげに本を見てみると、面白い本があった。マイケルジャクソンの1958年から2009年までの写真集であった。値段は、9ドル98セント。日本円で800円はしないと思う。これはお買い得だと思い、すごく重い本であるが買うことにした。すると、会計してみて分かったのだが、今日は30%オフの日なので、さらに割り引いてくれていたのだ。500円くらいで買えた計算になる。あー、得した気持ちがいっぱい。

 

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二日目

今日は機能に引き続きよい天気だ。

朝9時に息子がホテルに迎えにきたので、3人で近くのカフェで朝食をとった。

カフェの名前は、スペシャリティズ・カフェ&ベーカリーで、パン屋さんがやっているカフェのようだ。ちょうど焼き上がりのクロワッサンがあったので、それとラテで朝食とした。アメリカは、ひとつひとつのサイズがとても大きいと思う。大食漢にはいいかと思うが、われわれにはちょっと多すぎる。クロワッサンに大きさは、有に日本の3倍はあるかなと思った。

ラテもスモールサイズといって頼んだのだが、絶対に大きいと思う。日本のトールサイズと同じだと思う。こんな食事を続けていたら、きっと大きな体に育つに違いない。

10時にレンタカーを予約していた。週末までの4日間、利用するつもりである。レンタカー屋は、隣のブロックにあるヒルトンホテルにアラモレンタカーが入っていたので、昨日のうちにネットで予約をしておいた。

晴れは今日までで、明日からは雨の予報だ。今日のうちに、晴れ日にいった方がよいところを優先していってみようと思っていた。まず向かったのは、スノクルミー滝。ダウンタウンから高速の90号線に乗り、一路東に。20分ほど走り、25番出口で降り、下道をスノクルミー公園道路の方へ向かうと、約10分ほどでなにげについてしまった。ビューポイントは駐車場から近く、大変便利なところであった。途中大きな湖があって、長い橋がかかっていた。以前は浮き橋であったそうだが、かつて増水したときに流されてしまって、今は固定式の橋となっていた。滝を堪能した後、90号線を逆に西へ向かい高級住宅地のベルビューに向かった。

ベルビューにはベルビュー・スクエアーという大きなショッピングセンターがあった。駐車場は屋根付きだし、渡り廊下も屋根付きだったので、雨の日に来ようと思ってあまり詳しくはみなかった。ベルビューから520号線でダウンタウン方向へ。途中湖を渡る長い浮き橋を渡った。橋を渡りきった頃に北に向かう5号線に乗り換え、ワシントン大学周辺へと向かった。

大学の近くにすてきな公園があると聞いていた、その公園は湖に面しており、とても清々しい公園であった。もともとガス工場のなったところで、昔使っていた建物が錆び付いたままのこされていて、とても不思議な景観であった。

まるで宮崎駿監督の映画にでも出てくるかのような幻想的な建物であった。若い男女のカップルや犬を散歩させているひとなど、たくさんの人が利用していた。

ちょっと難点をいえば、犬の糞を始末しないで、そのままにしてあることだ。道に集中してるところがあり、とても歩きにくかった。

 

まだ3時くらいだったので、シアトルのシンボルであるスペース・ニードルに上ってみることにした。150mmくらいの塔の上に空飛ぶ円盤のような展望台がついている建物である。展望台へ行くのに、18ドルかかった。ちょっと高い。大人3人で5000円くらいかかる計算だ。

展望台からは、シアトルの町が360度見渡せることができた。展望場所は、建物の外になっているので、晴れている日ではないとみることができないと思った。エレベータは、2階まで歩いていき乗り、帰りは1階に下りるようになっていた。1階は定番のお土産屋産となっていた。

 

日没は4時半くらいだった。東京よりも少し早いかな。クイーンアンという超高級住宅地に夕日のビュースポットがあった。ここは、息子が下宿のおばさんから教えてもらった場所らしい。おばさんは、カメラマンの仕事もしており、シアトル中の公園を知っているということであった。

公園に着いたのは4時過ぎくらいだったので、30分くらい十分にオレンジ色に輝く夕日を楽しむことができた。日没の時刻に合わせるかのように、どこからともなく人が集まってきてた。約8割の人が手にカメラを持っており、今日の決定的瞬間を狙っているようであった。息子の話では、この時期こんなにきれいにはれることはないので、みんな集まってきたのではないかといっていた。

 

夕飯は、ノースゲート・モールにあるカリフォルニア・ピザ・キッチンで食べた。カリフォルニア・ピザ・キッチンは、ハワイのワイキキでよく利用した店である。名前が示すようにもともとカリフォルニアでできた店なので、この辺りにもあるはずだとネットで探してみたのだ。移動した時間が6時くらいだったので、帰宅ラッシュなのか下道も高速道路もすごく混んでいた。でも、のろのろ運転をしながら、ノースゲートに着き、無事店を見つけることができた。

今日は天候に恵まれたので、盛りだくさんだった。明日は、どうなるかな。

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無事到着

タコマ国際空港に無事定刻に到着。

車で息子が迎えにきてくれていて、これもまた首尾よく合流できた。座席が18番と比較的前の方で、出入り口に近かったので、飛行機から出るのも早かったし、イミグレーションに並ぶのも早くできた。おまけに、預けていた荷物も早めに出てきたので、息子の予想よりも私たちが外に出てくるのが早かったみたいだった。

空港の駐車場が込んでいて、7階の屋上しか開いていなかったらしいが、この時期なかなかみることのできないマウント・レイニーをみることができたので、とてもラッキーであった。

空港から高速を使ってダウンタウンまで25分くらい。宿泊場所は、シェラトンを予約しておいた。車は、12時にまで借りていたようで、まだ少し時間があったので、ダウンタウンの中をドライブしてもらった。

シーサイドのスタバックス1号店やイチロウのセイフコ球場、スペースニードル、超高級住宅地のクイーンアンなどを見て回った。

12時を過ぎて、ちょうど昼時になったので、近くのカフェ、ホットベーリーで昼食をとった。1ヶ月半ぶりの家族三人での食事であった。

息子は午後授業があったので、昼食後いったん分かれ、6時過ぎにホテルで待ち合わせることにした。11月9日は、息子の誕生日である。シアトルで、誕生日会ができるとは夢にも思っていなかった。シーサードのアイバースというシーフードレストランがあり、結構いいという話なので、ここで夕飯をとることにしてみた。クラムチャウダーとシザースサラダ、それにメインのサーモンのグリルを各1個ずつ注文した。三人で分けて食べたが、結構お腹いっぱいになった。通常のアメリカ人が食べる量の3分の1ずつを食べた訳だが、このくらいでちょうど良かった。

夕飯後は、ぼちぼちと散策しながらホテルまで三人で歩いて帰った。明日からは、レンタカーを予約したので、少し周辺まで足を伸ばしてみるつもりである。

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